デートで男性が奢ることについて
デートの時に、男性がご飯代を奢るか否かの論争は幾度となく繰り返されていて、Twitter上では最近も激しい論争があったようで僕もいくつかツイートして参戦した。
僕のデートスタイルではどうかというと、今は原則として全奢りである。これは、そもそもとして、普通の若い女性達と僕とでは稼いでる額が全然異なるので、これでデート代が割勘であったら物凄く不公平でしょう、という所から来ている。
(因みに僕が学生や研修医時代で稼ぎが少なかった頃、先輩の女医さんとデートしてた時には、大抵は彼女らが多めにもしくは奢ってくれたことが多かった)
全奢りするほかの理由としては、1回のデート代なんて奢りでもせいぜい数万円なので、相手に不快な思いをさせない為にお金を払っていると思えば安いものだ、と僕が考えているのもある。
タイムラインには、女性側がむちゃくちゃ美人だと男はみんな奢ると主張するツイートがあった。美人は得か?みたいな実証的研究では、美人だと生涯で奢ってもらえる頻度や額が高いという結果が既に多数報告されているので、それは、だいたいはそうなんだろうと思う。
僕はちょっと自分の天邪鬼な性格も手伝って、初対面やその状態に近い美人とのデートや食事会で、相手側から誘ってきた場合限定で、食事代等を割勘にするという実験を行うことがあった(今はしていない)。こんなことをしていたのは、奢らないことで逆にモテるようになるのでは?という仮説があったからでもある。
その結果はどうだったかというと、結論として上の仮説は間違いで、奢った時に比べて奢らない時の方が女性側の反応が明らかに悪かった。中には食事会後に僕から送ったfacebookの友達申請を拒否してきた女性もいた程だ。
この結果は自分にとり非常に興味深いものだった。
簡単に考えられる考察として
・女性は奢られることで自分の価値を確認できて気分がよくなる
・奢らない男性は経済的問題があるとレッテルを張っている
・奢らない男性は自分に対して興味を示していないので損切りした方がよい
・美人女性だと奢って貰えるのがデフォなので、そうしない男性を切っても他にいくらでも男はいる
・そもそも日本は男性が女性に奢るのが普通という文化が(特にハイスペック界隈で)根強い
等が挙げられそうだ。
facebookの申請を断った女性に関して言えば、経済的に問題があると僕にレッテルを張ったのならばそれは間違いかもしれないが、そんな試すようなことしてくる男性はそもそも頭がおかしいし、僕を切っても他に幾らでもいい男はいるという自信の表れだったのかもしれない。
ツイッターでも下の様に呟いたが、結婚を前提にデートするとき、初回デートで奢るか否かで男性選びを判断してはいけないように思っている。
男女間の奢る奢らないに関しては、そんなの結婚するかどうかから見たら誤差みたいなもん。デート数回したって全奢りでも数十万でしょうと。結婚したらだいたい数千万、人によっては数億動く。高収入男性と結婚を本気で狙ってる女性は、目先の利害に囚われず損して得とったがいいと思うんだけどね。
— Zetton🍷 (@Dr_Zetton) January 15, 2019
医師との婚活パーティーでは、男性医師の参加料は1000円で女性は1万円というのはザラにあるのは医師の皆さんならご存知だろう。これはそもそも経済的に魅力的な男性と結婚に繋がる接点をもつためには、初期投資をそれなりに掛けなければいけないことを表している。
根が堅実でとか、普段の生活で女性に慣れている為にデート代を割勘するような男性は、裕福であってもそこそこいるように思う。で、そのような男性だからこそ、その後の恋愛や特に結婚ではよきパートナーになることもあるだろう。
なので、奢らない男性をそれだけの理由で恋愛対象から除外するのは実は勿体無いこともあって、デート代を奢る奢らないに関わらず、自分が魅力的だと思うのならば初期投資をかける努力をしてまでもといった姿勢でいる方が、最終的に理想の旦那をゲットできる確率も上がるのではないの?
と思った華金の夜でした。
皆さん良い週末を。